わが家のでんき家計簿 7

 すでにお知らせしておりますように、昨年末から続いた卸電力市場の価格高騰により、ご契約くださったみなさまにご負担を強い、精神的にもご心配をおかけしていることについて、重ねてお詫び申し上げます。


■電力市場高騰の原因は?


 2016年4月に電力の自由化が始まってから今年2月までの約5年間の卸電力市場の電力料金単価を調べて、グラフにしてみました。

 このグラフから明らかなように、電力料金単価は昨年12月中ごろから上昇し始め、自由化が始まって以来の「暴騰」が起きたことがわかります。


 原因は火力発電所の燃料となるLNG(液化天然ガス)の不足、強烈な寒波と言われていましたが、時間がたつにつれて電力市場のさまざまな問題が明らかになってきました。


 「再生可能エネルギー等に関する規制等の総点検タスクフォース」を率いる河野太郎規制改革担当大臣は、2月3日に開催された会合で、高騰の背景には「市場に不備があったと言わざるを得ない」との認識を示しました。


 タスクフォースのメンバーは「市場設計に欠陥があったから世界に例を見ない事態が起きた。(中略)小売事業者が壊れた市場の犠牲になった一方で、(大手電力会社の子会社である)一般送配電事業者と発電事業者が過剰な利得を得るといった競争上の不公正が起きた」と説明しています。


 また、フリージャーナリストの志葉玲氏は、「今回の日本卸電力取引所での電気取引価格の高騰が、不幸な偶然の重なりによって起きたものなのか、ある意図により起こされたのかは、現時点では不明だ。ただ、短期間に約1兆5000億円という莫大な金額が小売事業者から発電事業者(そのほとんどが大手電力)に支払われている。つまり、今回の取引価格高騰で大手電力は莫大な利益を得たと見ることができるだろう」と分析しています。


https://bit.ly/37SNXhK


 二度とこうした暴騰が起こらないよう、さらなる真相解明によってより公正な市場にするための改革が進んでいくことを期待したいと思います。


■わが家の電気代にも打撃

引き続き、わが家の電気代とCO2削減量の推移をまとめてみました。

 わが家の電気代も、モロに市場価格高騰の影響を受けました。1月分は四電おトクeプランだった場合の2倍超、2月分は3倍超になりました。がんばって節電して使用量を抑えたのですが――。それまでの貯金を吐き出し、赤字に転落しました。


今回の市場価格の高騰を受けて、テラエナジーは高騰リスクの影響を受けない「固定単価プラン」を新設しましたが、わが家は引き続き「市場連動プラン」で推移を見ることにしました。この赤字を取り返さなくっちゃ!


■まったなしの地球温暖化防止に貢献


 これに対して、CO2の削減量は順調に増加しています。テラエナジーでんきに切り替えてから7か月間で、532kgのCO2を削減することができました。


 これは229ℓのガソリンから出るCO2に相当します。燃費が15km/ℓの車であれば、3,435kmの距離を走行しただけのガソリンを節約したことになります。


 1月9日に放送されたNHKスペシャル「2030 未来への分岐点」で、「このままいくと早ければ2030年にも、地球の平均気温は臨界点に達するといわれている。それを超えていくと、温暖化を加速させる現象が連鎖し暴走を始める可能性が明らかになってきた」と警告しているように、人類に残された時間はあと9年しかありません。


https://bit.ly/2MxxurO


「テラエナジーでんき」は再エネ(FIT含む)比率80%で地球環境にやさしく、過去の実績では料金も割安になっていたことから、みなさまにもおすすめをしてまいりました。

しかし、今回の過去にない異常な高騰は、ご契約いただいたみなさまの期待を裏切ることとなってしまいました。誠に申しわけありませんでした。


 また、それにもかかわらず、継続してご契約くださるみなさまには、心からお礼を申し上げます。引き続き、どうぞよろしくお願いいたします。